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Ep5.突然の契約はき 苛立つグレンと揺らぐ信頼

【46日目】

このままでは家のリフォームが終わらないと感じたグレンは、開業資金が減ることを覚悟し人を雇うことにします。


【47日目】

この日は、バーベキューフェスティバルのコンテストで優勝するために、フェスティバル主催者にバーベキューの専門家であるマイクを紹介してもらい作戦を練ります。

そして、そのマイクにスモーカーの設計を手伝ってもらうと同時にバーベキュー事業のコンサルタントとして協力してもらうことになりました。

ぬまた
ぬまた

確実に素早く結果を出すには専門家の力を借りることが不可欠です。独学で良い結果を出せるようになるには、何度も失敗を重ね試行錯誤を繰り返さなければならないため大変時間がかかります。専門家は独学では数年かけなければ辿り着けない知識をすぐさま提供してくれる存在です。しかし、人生時間は有限です。よく「時間はお金では買えない」と言いますが「時間をお金で買うこと」がビジネスで成功する秘訣です。


【49日目】

一日飛んで49日目。この日はスモーカー作り担当のクリス・トロットにマイクを紹介します。マイクはスモーカーの構造や必要な材料をクリス・トロットに説明します。これでようやくクリス・トロットはスモーカ作りに取り掛かれます。


【50日目】

この日は、ドーンと一緒に仮契約中のお店の内覧をします。開業にあたって殆ど内装をいじる必要がないとわかったものの、家のリフォームと並行して店のデザインも行うのはなかなか時間的に厳しいようです。しかしグレンは「なんとか期日に間に合わせる必要がある」とドーンを説得します。


【53日目】

午前中は何人かのメンバーが家のリフォーム作業を手伝い、ドンはお店のデザイン設計に取り掛かります。

午後、グレンはSNS・Webページ担当のクリス・ノリスに会い、進行状況を確認しに行きます。というのもクリス・ノリスはこの2ヶ月間で1回しか連絡してこなかったからです。進捗状況を聞いたところ、クリス・ノリスは「ブランドのイメージや店のコンセプトがまだわからないから殆ど進められていない」と言います。しかし、すでに店のロゴもコンセプトも決まっています。グレンは「雇われる側から雇う側になったのに事業家としての自覚が足りない」「指示されるのを待ってないでもっと自分で積極的に行動しろ」「要求がわからないなら聞きに来い」と説教します。

また、グレンは「ビジネスでは積極的に自分でチャンスを掴むのが鍵だ。チャンスは待っていても絶対に来ない。」と言い、この日を締めくくります。

ぬまた
ぬまた

どこの国でも、長年会社勤めをし上からの指示をこなすだけの仕事を続けていると、「自分で仕事を見つける能力」や「積極的に仕事を探そうという気力」は無くなってしまうようです。長年会社勤めをしている人は自分が指示待ち人間になってないか注意を払う必要があるかと思います。意外なことに仕事をこなす能力が高い人ほどこういったタイプが多いです。与えられたゴールを達成する能力が高いが故に、今まで他人に与えられたゴールを達成することばかり続けてきたため、自分でゴールを設定する習慣が殆どなかったのだと思います。このような人がセルフコーチングやコーチングによって、しっかり自分でゴールを設定する方法を身につけると、元々ゴールの達成能力が高いためすぐに大きな成果を上げる傾向があります。


【54日目】

仮契約中だった空き店舗がまさかの契約破棄によって、再度借りられるお店を探すことになりました。


【56日目】

一日飛んで、56日目。この日グレンはチームを集め、予定していた期日までにお店を開店するのは不可能であることを告げます。これによって、バーベキューフェスティバルのコンテストで良い結果を出す重要性が増しました。そして、バーベキューフェスティバルで徹底的に宣伝を行い、後日店にお客を呼び込む計画に変更します。


【57日目】

午前中、クリス・トロットの元を訪ねスモーカー作りを手伝います。

午後は、転売用の家のリフォームが完了したので家の内覧とリフォーム費用$9,603.41の支払いを行います。


【60日目】

三日飛んで、60日目。

この日はグレン抜きで、お店の宣伝方法を考える会議が行われます。ようやくクリス・ノリスが行動を始めました。

Webページの制作と並行してSNSで関係者や地元の醸造所をフォローし認知度を高める計画です。直接DMを送って営業も行うようです。


【61日目】

お店の契約が流れたため、グレンは新しく借りられそうなお店の内覧に向かいます。

外装にガッカリしたグレンでしたが、内装や設備に関しては文句なしの物件だったので、この物件を月$4,000で契約できるかオーナーに交渉してもらうことにします。


【62日目】

リフォームを終えた転売用の家に買い手が現れます。交渉の末、$7,500で家を売ります。家の購入費やリフォーム費用等を差し引いて$20,100の利益が出ました。

そして家を売ったお金で、お店の賃料2ヶ月分の$8,200を支払います。

ぬまた
ぬまた

とんとん拍子で家の転売ができていますが、誰もがこんなに簡単に不動産を転売できると思ったのなら注意が必要です。私も不動産の転売経験がありますが、買い手が見つかるまで半年以上かかりましたし、転売にあたって仲介業者への仲介料等もかかりました。余程人気の立地でなければ不動産をここまでスムーズに転売することは難しいはずなので、特にローンを借りて実行しようと考えている方はよく調査を行ってから実行しましょう。この番組がやらせでないのなら、グレンは余程市場分析能力が高く、先見の明があるということかと思います。


【72日目】

急に10日間時間が飛び、72日目です。

グレンはメンバーをお店に集め、あと2週間でお店を開業できるように、準備を進めることをメンバーに要求します。