日本では“rich”と言うと「お金持ち(rich of money)」のみのことを指しがちですが、世の中には様々な分野でrichな人がいます。rich of trust(信用持ち)、rich of time(時間持ち)、rich of friends (友達持ち)、rich of knowledge(知識持ち)などです。そして、そこには「信用経済圏」「時間経済圏」などの〇〇経済圏が存在し、その〇〇を介して価値が交換されます。
「richになろう」とした時、或いは「何らかの貧しさ」を感じた時に、つい「貨幣(お金)経済圏」の中だけでrichになろうと考えがちですが、それはとても抽象度の低い発想であり、拝金主義社会によって「お金の物差し」を重要度高く植え付けられた結果であるかもしれません。子供のようにまだ固定観念のないまっさらな状態であれば、どの経済圏でrichになりたいかはもっとバラつきがあるはずです。特に子供同士のやり取りを見ていれば分かる通り、子供同士ではお金を介して価値のやり取りをすることは稀であり、様々な情報を介して価値の交換を行なっています。
コーチングではバランスホイールに「お金のゴール」を書きますが「お金持ち」という概念を「様々なrichの一つに過ぎない」として考え、もう一段高い抽象度で捉え直すと、お金のゴールを正しく設定できるようになります。つまり、先に“目指しているrichの状態(richのゴール)”を定めた上で、そのゴールのミニバランスホイールとして「貨幣経済圏におけるゴール(お金のゴール)」や「信用経済圏におけるゴール」といった「〇〇経済圏におけるゴール」を設定すると良いということです。
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