pickup
No.10 次世代洗脳技術(ブロックチェーンとコグニティブ・ワーフェアの関係)

昨今、洗脳技術がマーケティング戦略の一つとして使われたりと、他人を意図的にコントロールする技術が世間一般に使用されています。一昔前まではマスメディアの一部の人が洗脳技術を学び、テレビCM等の広告を通して視聴者の購買力を煽る程度のものでした。スマホやSNSが普及し誰でも情報発信が可能となった今、ますます個人ビジネスが増えると考えられます。これからの時代は、一個人がマーケティング戦略などを実践する過程で、知らず知らずのうちに洗脳に関する技術を学び、洗脳を仕掛けてくることになるでしょう。


一億総洗脳時代とでも言いましょうか。中学生でさえSNSやyoutubeなどでフォロワーを増やそうと邁進し、洗脳技術を多様している時代です。ステマといった言葉が世間一般に認知されつつあり、多くの人が目の前の情報を安易に受け入れない目を持ち始めています。「この世界には誤った情報が転がっている」「意図的に誤った情報を流す人がいる」「恣意性のある情報のみを流す人がいる」といった前提をもとに情報を取捨選択する癖が付いている人も少なくはありません。

ステマ:ステルスマーケティングの略称。一般の消費者を装って商品のイメージアップを行ったり、 企業の社員が自社商品を褒める口コミを投稿したり、金銭を受け取った人がただの消費者を装って商品を紹介するといったマーケティング手法。

気をつけていれば避けられるのが洗脳ですが、既に洗脳を仕掛けられていた場合は、そもそも洗脳されていること自体に気づくことができません。その場合、気をつけて選択したものでさえも、他者の恣意によってもたらされた選択である可能性があります。とは言え、価値観の多様化が進む近代社会では、「そもそも絶対的な価値観などは存在しない」という前提を多くの人が理解し始めているため、過去に植え付けられた価値観で苦しむ人は昔ほど少なくなったようにも思います。

一般的に知られている主な洗脳技術は情報コントロール内部表現の書き換えです。情報コントロールはマスメデイアや、マーケティングを行う人であれば日々行なっていることであり、それを常々見ている一般大衆も感覚的に理解している洗脳技術です。内部表現の書き換えは催眠術のようなニッチな分野でしか知られていない洗脳技術でしたが、最近では自己啓発やセルフコーチングの勉強をしている人であれば知らている概念です。「内部表現の書き換え」という言葉で認知しているかどうかはわかりませんが、概念自体は広く普及していると考えられます。

私たちの脳は、「正しいと思っていること(信念)と矛盾しない情報を受け入れる」という機能を持っています。この機能をトゥルースメンテナンスシステム(TMS)と言います。情報が正しいか間違っているかは関係がありません。間違った情報であっても、その情報が自分の信念と矛盾していなければ、正しい情報として認知され受け入れられます。受け入れられた情報は価値観(重要性評価関数)を強化させたり修正を加える要素となります。情報コントロールはTMSの特性をついたアプローチになります。脳に都合の良い情報だけを入力し、不都合な情報を隠すことで、重要性評価関数を構成する情報のバランスを崩させ、新しい価値観を植え付けます。それに対して内部表現の書き換えは、直接的に信念や価値観(重要性評価関数)を破壊し再構築させるというアプローチです。簡単に言うと、相手(もしくは自分)の信念を否定して信念の否定に用いた情報をもとに新しい信念を受け入れさせたり、自信を持って信念とは言えないものを徹底的に肯定してそれを信念として受け入れさせます。

ここまで、簡単に一般的な洗脳技術の説明を行ってきましたが、残念ながらこれらの洗脳技術は時代遅れとなりつつあります。これからの時代に用いられる洗脳は、情報をコントロールする必要もなければ、内部表現の書き換えのように一度形成された信念を壊すこともなく洗脳を仕掛けられます。

その洗脳技術についての詳細は、ここから先の限定記事に記述いたします。ヒントとなるキーワードを出すとするなら、「ブロックチェーン」と「コグニティブワーフェア」です。

-目次-
1.コグニティブワーフェアとは?
2.コグニティブワーフェアと洗脳
3.ブロックチェーンと次世代洗脳
4.リアルタイムで行われている次世代洗脳
5.次世代洗脳とどう向き合うべきか

-注意-
・本記事の閲覧者は本記事に記載されている一切の情報に対して守秘義務を負う。
・また、本記事に記載された情報を悪用してはならない。あくまでも次世代洗脳技術から身を守る護身術として次世代洗脳技術の知識を用いること。
・本記事の内容は一般に公開されている情報をもとに筆者の主観的な考察によって作成されております。本記事の内容は苫米地博士が過去に発信した守秘義務を負う情報について記載したものではありません。本記事の内容と苫米地博士のセミナーやDVD等で語られている内容とは一切関係ございません。

続きを見るには、パスワードを入力してください。

「億り人コーチの宇宙」の限定記事は、パーソナルコーチングで実際にコーチング(オンライン電話によるパーソナルコーチングも含む)を受けられた方限定に公開しています。パスワードを入力することで閲覧可能になります。すでにコーチングを受けたことのある方は、お伝えしてあるメールアドレスより直接ご連絡ください。(過去にやり取りしていたメールアドレス以外で連絡されると本人確認が出来かねますので、別のメールアドレスからご連絡される場合は氏名と、機密保持契約書に記載されている契約年月日をご記入の上ご連絡ください。)