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Ep7.運命のBBQフェス開幕! ビジネス力の全てを賭けろ!

【81日目】

フェスティバル当日、メンバー全員が前日準備でクタクタの中、RJがまた何名かの応援を呼んでくれました。

その中に料理人候補として面接に来てくれたアシュリーもいました。アシュリーは早速チームの問題点に気づき的確な行動をとり、グレンを驚かせます。

しかし、クリスティーヌのミスで保健所の検査に通らず、お店の開店が遅れお昼の稼ぎどきを逃します。

クリートが場を盛り上げアシュリーの活躍もあって、この日の目標は$5,000だったものの$3,090の売り上げをあげます。

ですが、このフェスティバルの一番の責任者で料理担当のクリスティーヌは終始機嫌が悪くチームの雰囲気を乱していました。

ぬまた
ぬまた

アシュリーは当初面接の段階では採用されなかった人物です。面接で自分の短所ばかりを主張したアシュリーにグレンは不安を感じたのでしょう。しかしグレンはアシュリーの働きぶりを見て「面接だけでは本当のその人はわからないものだ」とアシュリーに抱いていた偏見を改めます。言葉を繕うことも大事ですが、行動を繕うことはもっと大事です。もちろん見栄を張った言葉は良くないですが、アシェリーのように自分を下げるような言葉を使う必要はありません。行動が伴っているのなら、自信を持って自分の行動に見合った言葉を使っていきましょう。


【82日目】

フェスティバル2日目。

客足はよく順調に売り上げを上げていきます。しかし、早々に下準備が必要なブリスケットが完売し、下準備ができていない肉だけが余ると言った状況に陥ります。これもクリスティーヌの想定不足によるミスです。

グレンはフェスティバルの合間を縫って、前日の売り上げとグレンの手持ちのお金合計$5,000をドーンに渡しにレストランに行きます。売り上げが上がるほど良いレストランに仕上がるということです。

ランチタイムに販売できる肉が足りなくなったものの、この日は$5,177.5の売り上げ、目標としていた$5,000を達成します。

この後、マイクとクリートがクリスティーヌの指示に従って徹夜で肉の仕込みを行います。


【83日目】

フェスティバル3日目。この日は例年最も客足が多いされているため売り上げ目標を$8,000に定めます。

しかし、この日もクリスティーヌの準備不足によってランチタイムに肉が売り切れるという事態に見舞われます。

この日はコンテストもあるのですが、クリスティーヌには準備する余裕がないのでマイクがコンテスト用のリブを作ります。因みにマイクもアシュリーと同じで元々料理人候補として面接に来ていた人物です。

ディナーの時間になりましたが、またしてもお昼に準備した肉が早々売り切れます。クリスティーヌはミスを繰り返しただけでなく、焦りから苛立ち客やメンバーに対する態度も悪くなる一方でした。

グレンはとにかく利益を上げるため、他の店から火の通ったリブを買い取って自分の店で売り、なんとかこの危機を乗り切ります。

グレンはクリスティーヌの3度の失敗を見かねて「明日はどれくらい下準備をするつもりなのか?」と問い立てます。しかし、クリスティーヌは「わからない」と投げやりな返答や言い訳ばかりをし、在庫管理について責任を持つ姿勢を見せません。追い詰められ腹を立てたクリスティーヌは職場放棄し家に帰ろうとします。

クリートたちがクリスティーヌを追いかけて「料理が好きなんだろ?ちょっと腹を立てたからと言って諦めて良いのか?」と優しく説得します。

説得の結果、明日はクリスティーヌには料理に集中させ、在庫管理はアシュリーに任せることにしました。

色々ありましたが、この日の売り上げは$8,337.5で無事目標を達成します。


【84日目】

まず、ドーンにリフォーム費用$10,000を渡します。

この日は大雨で、他の店舗が早々に店じまいをする中、グレンたちは運営に店を畳むよう指示されるまでバーベキューを売り続けました。全体の客は少ないものの、他の店がやっていないため大雨の中でもバーベキューは売れました。

グレンは「天気は言い訳にならない。言い訳していたらゴールには届かない。ビジネスは誰よりも痛みに耐えるから成功できる。」と言います。

コンテストの審査が終わり、なんと初参加で「Jr.審査員部門のベストリブ賞」と「ベスト審査員部門の優勝」という二冠を獲得します。この結果は「自分なら優勝できるリブを作れる」と宣言し実際にそのリブを作ったマイクの功績によるものです。

最終日は$5,042を売り上げ、4日間で合計$24,647の売り上げでした。

グレンたちはフェスティバルで十分な開業資金と宣伝に十分な名誉を手に入れました。

ぬまた
ぬまた

マイクは当初面接の段階では採用されなかった人物です。料理の腕前を確認した際、自分の得意料理しか披露しようとしかったマイクに対してグレンは不信感を抱いたからです。しかしマイクのように特定の分野で突出した隠れた能力を持つ人は沢山います。ここにきてマイクの長所を見極め、コンテストの料理担当者に抜擢したグレンの采配は見事です。良きリーダーはメンバーの長所を見極め、適切な役割を与える能力が欠かせません。どんな人間にも長所があります。その長所を生かす仕事を生み出すのが会社経営の醍醐味とも言えるでしょう。