「やりたいことをやる」というのはセルフコーチングのプリンシプルです。

一見簡単に見えるプリンシプルなのですが、この「やりたいこと」という概念を間違って解釈すると、いつまでたってもセルフコーチングは上手く行きません。

「やりたいこと」とは、想像するだけでドーパミンが出てワクワクしたり幸せな気持ちになったりするようなことですが、セルフコーチングにおける「やりたいこと」は一般的に言われている「やりたいこと」とは少し違います。

ただ、意味として「違う」のではなく「抽象度の階層が違う」と言うところがポイントです。

セルフコーチングにおける「やりたいこと」も、想像するだけでドーパミンが出てワクワクしたり幸せな気持ちになったりするようなことには変わりないのですが、その「やりたいこと」はゴールに合致している必要があります。

セルフコーチングを行う目的は「ゴールの達成」です。そのため、「やりたいことをやりましょう」とは言うものの、あくまでもセルフコーチングにおける「ゴールに合致したやりたいこと」でなければいけません。当たり前ですが、ただやりたいことをやっていてもゴールと無関係な事やゴールから遠ざかるようなことをやっていては、ゴールの達成は難しいのです。

時々、ゴールに合致していることだけれどもあまり気が進ままないということがあります。こういうときは、そもそも間違ったゴール設定をしているか、ゴールの抽象度が低いか、のどちらかです。

当然ですが、間違ったゴール設定をしていたのなら、本心ではゴールを達成したいと思っていないのだから、ゴール達成の過程は「やりたいこと」になり得ません。

また、ゴールの抽象度が低いと同じ高さのゴールとぶつかり合って矛盾が生じてしまうことがあります。例えばゴールが「健康」というゴールを包摂できていない抽象度の高さだったら、睡眠欲や食欲といった健康面のゴールと矛盾をきたし、その矛盾を解消するために時間の奪い合いになり、どちらか一方が「〜しなければいけない」といったhave toになってしまいます。

「健康」というゴールも包摂できているゴールであれば、「健康もゴールの一部であるからしっかり睡眠や食事を取ることもゴール達成に近づく行為だ」といった感じで全てのゴールに矛盾が生じずあらゆることがwant toで実行できます。

「やりたいことをやる」というのを実践するには、抽象度の高い正しいゴールを設定しなければできないことなのです。

その方法は次の記事で紹介いたします。

正しいゴール設定とは?ゴールの階層性について

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